築20年以上のマンション管理組合が今すぐ確認すべき給水設備の老朽化チェックリスト
マンションの給水設備は、毎日黙々と動き続けているぶん、故障のサインが見えにくい設備のひとつです。
「大きな問題が出るまで放置」されがちな現場を、私たちTechno Walkerは愛知県内で何度も目の当たりにしてきました。
築20年を超えたマンションでは、給水ポンプ・受水槽・配管のいずれかが静かに限界を迎えつつある可能性があります。
この記事では、管理組合の担当者様や不動産オーナーの方が「今すぐ自分で確認できる」老朽化チェックリストを中心に、更新・点検のタイミングまでわかりやすくお伝えします。
📋 目次

築20年超のマンションで起きやすい給水設備トラブル
マンションの給水設備には大きく「受水槽・給水ポンプユニット・配管」の3つがあります。築年数が20年を超えると、これらは設計当初の耐久想定をすでに超えているケースがほとんどです。
給水ポンプユニットのトラブル
給水ポンプユニットは、受水槽の水を各階の住戸へ安定した水圧で圧送する設備です。モーター・制御盤・圧力タンク・配管類が一体となって動いており、どこか一箇所が劣化しても建物全体の給水に影響します。
代表的なトラブルは「騒音・異常振動」「上階の水圧低下」「ポンプの頻繁な起動停止」「制御盤のエラー点灯」などです。
受水槽のトラブル
受水槽はFRP(繊維強化プラスチック)製や鋼板製が多く、接続部のシール劣化・内部の汚れ・ひび割れが生じると水質悪化につながります。水道法の規定により一定規模以上の受水槽は定期的な清掃・検査が義務付けられていますが(※)、それ以外の部分の劣化は見落とされやすいので注意が必要です。
(※)水道法第34条の2、及び建築物衛生法(建築物における衛生的環境の確保に関する法律)に基づく管理基準。詳細は厚生労働省の建築物衛生法ページをご確認ください。
配管のトラブル
鉄管(SGP管)が使われている築古物件では、内部の錆・腐食による水質の悪化や水漏れが発生しやすくなります。ステンレス管・塩ビライニング管でも接続部のパッキン劣化は避けられず、築20年を超えると配管全体を計画的に見直す時期に入ります。
給水設備の老朽化チェックリスト
以下のチェックリストで、現在の設備状況を確認してみてください。複数の項目に「はい」が入る場合は、早めに専門業者への相談をおすすめします。
【給水ポンプユニット】のチェック項目
| 確認 | チェック項目 | リスクの目安 |
| □ | 設置から6年以上が経過している | 主要部品の点検時期 |
| □ | 設置から10年以上が経過している | 更新を検討すべき時期 |
| □ | 運転中に以前より大きな音や振動がある | 軸受け・インペラの摩耗 |
| □ | 上階で水圧が弱い、または水圧が不安定 | ポンプ性能の低下 |
| □ | 制御盤のエラーランプが点灯・点滅している | 電気系統の異常 |
| □ | ポンプが頻繁に起動・停止を繰り返す | 圧力タンク・逆止弁の劣化 |
| □ | ポンプ周辺の床面・配管に水滲みがある | メカニカルシールの劣化 |
| □ | 前回の定期点検から1年以上が経過している | 点検の実施を推奨 |
【受水槽・高架水槽】のチェック項目
| 確認 | チェック項目 | リスクの目安 |
| □ | 槽体にひび割れ・変形・錆の滲みが見られる | 水漏れ・水質悪化の恐れ |
| □ | ボールタップ・電極棒が正常に動作していない | 水位調整の不具合 |
| □ | マンホール蓋のパッキンが劣化・変形している | 異物混入・水質悪化 |
| □ | 前回の法定清掃から1年以上が経過している | 法的義務の確認が必要 |
| □ | 受水槽方式から直結給水方式への切替を検討している | 切替工事の相談対象 |
【配管】のチェック項目
| 確認 | チェック項目 | リスクの目安 |
| □ | 配管の外面に錆・腐食・水染みが見られる | 水漏れ・漏水の恐れ |
| □ | 蛇口から赤水・濁り水が出ることがある | 配管内部の腐食・閉塞 |
| □ | 水道メーターが止水時にも動いている | 埋設配管の漏水の疑い |
| □ | 接続部(継手・バルブ)に水滲みがある | パッキン・シールの劣化 |
実使用年数から考える更新・点検の目安
私たちTechno Walkerが愛知県内での施工経験(加圧給水ユニット 更新・交換工事 実績30件以上)をもとにお伝えすると、給水ポンプユニットは設置から6〜8年程度で主要部品の交換が必要になるケースが多く見られます。
さらに10年を超えると部品が廃番になっている可能性もあり、修理での対応が困難になることがあります。「まだ動いているから大丈夫」という判断が、突然の断水という最悪のケースを招いてしまうのです。
| 設置からの経過年数 | 推奨する対応 |
| 〜5年 | 定期点検を継続し、異常サインの早期発見に努める |
| 6〜8年 | 主要部品(メカニカルシール・軸受け・圧力タンク等)の点検・交換を実施する時期 |
| 8〜10年 | 更新計画を立て始める時期。予算確保・工事スケジュールの検討を開始する |
| 10年以上 | 早急な更新を推奨。部品の廃番リスクが高まり、突然の断水につながる可能性がある |
※上記の年数はTechno Walker社の施工経験に基づく目安です。使用環境・運転状況・メーカーによって異なります。詳細は専門業者による現地診断をご依頼ください。
チェックに引っかかったら次にすべきこと
チェックリストで複数の項目が当てはまった場合、まず焦る必要はありません。大切なのは「専門業者に現地を見てもらうこと」から始めることです。
ステップ1:現地診断の依頼
まずは実際に設備を見てもらいましょう。状態によっては「修理で十分」な場合もあれば、「今すぐ更新が必要」な場合もあります。写真だけでは判断できないことも多いため、現地での目視・動作確認が欠かせません。
ステップ2:見積もりと更新計画の策定
診断結果をもとに、修理・部品交換・設備更新のいずれが最適かを判断します。更新が必要な場合は、予算確保から工事完了まで数ヶ月かかることもあるため、早めに計画を立てることが重要です。
ステップ3:居住者への周知と工事実施
更新工事では断水が発生します。断水時間を最短化するため、工程を綿密に計画し、居住者への事前周知を丁寧に行うことが大切です。私たちTechno Walkerでは自社施工のため、架台・配管・電気工事まで一括して対応し、工期を短縮することができます。状況によっては「断水なし」での受水槽取替工事にも対応しています。
私たちTechno Walkerにできること
株式会社Techno Walkerは、愛知県安城市を拠点に、知立市をはじめとする愛知県全域・静岡県浜松市など広範囲で給排水設備工事を手がけています。創業14年以上、施工実績は161件を超え、加圧給水ユニットの更新・交換工事だけで30件以上の経験を積んできました。(建設業許可:愛知県知事許可第69428号)
私たちが対応できる主な内容
- 給水ポンプユニットの設置・交換・修理・更新
- 受水槽・高架水槽の取替工事(断水なし対応も可能)
- 受水槽方式から直結給水方式への切替工事
- 排水ポンプ・水中ポンプ・循環ポンプ等の各種対応
- 架台工事・給排水配管工事・電気工事まで一括対応(自社施工)
- 荏原・川本・テラル・鶴見・グルンドフォス等、主要メーカーすべてに対応
- 不動産管理者様・設備業者様・ホテル・医療施設・工場など幅広い施設に対応
自社施工だからこそ、中間マージンが発生せず適正な価格でご提案できます。また、愛知県内に特化した地域密着の体制で、お問い合わせから現地診断まで迅速に対応することができます。
「少し気になっているけれど、どこに頼めばいいかわからない」という段階のご相談でも、ぜひお気軽にお声がけください。
まとめ
築20年以上のマンションでは、給水ポンプ・受水槽・配管のいずれかがすでに更新を要する段階にある可能性があります。今回ご紹介したチェックリストを活用して、ぜひ現在の設備状況を確認してみてください。
この記事のポイント
- 給水ポンプは設置から6〜8年で主要部品の点検・交換が必要になるケースが多い
- 10年以上経過すると部品廃番リスクが高まり、突然の断水につながる危険がある
- 異音・水圧低下・制御盤エラーなどは故障の前兆サインとして見逃さないことが重要
- 早期に専門業者へ相談することで、計画的な更新が可能となり断水リスクを最小化できる
給水設備の点検・更新についてご不明な点や気になることがあれば、いつでも私たちTechno Walkerへご相談ください。愛知県安城市から、地域の皆様の「水のある暮らし」を守るため、誠実に対応いたします。
給水設備のご相談・点検依頼はこちらからどうぞ
株式会社Techno Walker
〒446-0051 愛知県安城市箕輪町切戸28番8
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